
浦添城跡石材のコンセプト
沖縄には固有の文化がございます。14~16世紀には大交易時代を経験し、琉球から現在の中国、東南アジアなど様々な国々を相手にエネルギッシュかつダイナミックに交易を行なっておりました。弊社の社名にもある「浦添城跡」はその交易に大変つながりの深いものであります。浦添城跡には、かつて初代琉球国王と言われる舜天、そして英祖、察度という、3王朝が居城した場所であり、琉球・沖縄の歴史において大変重要な場所でもあります。浦添上跡内にある「浦添ようどれ」は、琉球国王の墓陵として有名で13世紀ごろに造られたと考えられますが、その中には中国から輸入された石材も使用されたと考えられます。当時の交易といえば、現代のような船による航海とは違い、常に危険と隣り合わせだったと考えられます。そのようなリスクを鑑みず、エネルギッシュに各国に交易する姿は、本当に圧倒されるものがございます。弊社は、この先人たちのバイタリティや知恵から学び、その精神を受け継いでゆくことを使命と考えております。沖縄、日本、そして世界のために少しでも貢献することができれば本望と考え、展開してまいりたいと思っております。
浦添城跡石材代表
松川 幸一
沿革
創立50周年の歴史
浦添城跡石材は創業50年以上の歴史があります。沖縄がまだ本土復帰前の琉球政府時代からお墓を造ってまいりました。
創業当時はまだ沖縄はドルを使用し、車は右車線を走っていた時代です。沖縄の歴史と共に、お墓の歴史と共に歩んでまいりました。

1000基以上の建墓実績

浦添城跡石材は創業から1000基以上のお墓を造ってまいりました。当初はコンクリート造りのお墓がほとんどでした。お墓の大きさも沖縄特有の非常に大きなもので、破風型や亀甲墓が主流でした。
現在ではほとんどが御影石で作られます。また、デザインも沖縄の伝統的な破風型、亀甲墓も人気ですが、本土風デザイン、本土風デザインと沖縄風デザインの両方を兼ね備えた和琉型なども大変人気です。
初代琉球国王
墓陵「浦添ようどれ」近く
弊社のオフィスは、初代琉球国王の墓陵「浦添ようどれ」に隣接する場所に位置します。その歴史的な場所を拠点に、お墓事業を展開してまいりました。
その浦添ようどれの中にあった石逗子の材料は中国福建省から輸入されたと言われております。そして、弊社が造るお墓の御影石も、中国福建省から輸入される良質な御影石から製造されております。
私共はこの歴史と伝統を大切にし、お客様にご満足いただけるようなお墓づくりを続けてまいります。
